あるもので足らす

仕事は暮らしの為に暮らしから外れたところにあるものではなくて、暮らしの中に仕事はある。
暮らしと仕事(生計をたてる活動)とを別物にしたくないと考えています。

仕事をするプロとしての矜持って、人それぞれだと思うんです。

いっぱい利益上げて、たくさんのお金をまわすことに矜持を持つ人もいれば、
きっちりと仕事に取り組むことに矜持を持つ人もいれば、
与えられた環境で足らすことを工夫していくことに矜持を覚える人もいる。←パームハウスはここです。

この写真は、先日ワンコインマッサージのイベントでうかがった時の写真です。

椅子での10分お試し&プチマッサージのイメージでいっていますし、店内のスペース的にもベッドは置けません。

そんななか、30分で腰…というご要望をいただいたので、ソファ席に椅子を組み合わせて横になっていただきました。
けっこーがたいの良い男性でしたが、落ちる危険を回避しつつがっつり腰にひざ&ひじいれられましたよっ( 〃▽〃)

こんな風に、呼ばれたらどんなところでも様々工夫してマッサージします。お客様にとってもわたしにとっても、ベッドがあるにこしたことはないです?!でも、ベッドで受けたいならサロンを選んで下さればよいのですっ。

カフェマッサージには、カフェマッサージにしかない気楽さがあると思っています。
※カフェマッサージを受けて下さった方から、後日サロンでの予約をいただきました。

そして。
パームハウスは「おうちサロン」としての、サロン的なきらびやかさが皆無です。まさに自宅な雰囲気(笑)

最高のラグジュアリーな環境を整える!とか。
どんな場所でも変わらない最高のサービスを!とかではなく。

与えられた環境で、どこまでサービスを提供できるのか?
自宅という環境から大きく外れない程度のサロンで、どこまでお客様に受け入れていただけるのか?

これが、わたしにとってのプロとしての課題です。世間的には、こういうのはプロとは呼ばないかもしれません(^^;

まあ、それでもいいんですよ。
プロだろうとアマチュアだろうと、手のひらサイズの暮らしを提唱するパームハウスならではの働き方を模索することは、いまのところわたしにとっての至上命題?!なんだもの。

収入伸ばすために「あれやろう」「これやろう」は悪い!みたいなことはまっったく思いませんよ?!

でもねー、面白くなくて続かないんです。どーしてもwww←がんばってた時期もあり、収入は平均していまの倍以上ありました。

売れる仕掛けのほとんどは、いまの社会の延長戦上にあると感じています。
努力努力!とか勤勉さとかも延長戦上だよなぁと感じることも多い…かな。

社会に違和感もちながらそこだけ乗っかるっていうのが、たぶん面白くないんだろうと自己分析しております。
面倒くさい性格だな~(笑)