ニート

ニートと引きこもりの話しで男友達と盛り上がりました。
酒も入っていたのでかなりの盛り上がりが★彡

話しのはじまりは北朝鮮の核の話し。
そこから非核→九条改憲→徴兵制と話しはすすみ。
そしたら友達が

「ニートを戦争に出してしまえばいいんだ。うつなどのせいにして、何もせずひきこもって国から援助をうけてる奴なんて不要だ」

と言い捨てました。
ほんと、言い捨てるという言葉がぴったりの言い方でした。

そこから二人で言い合いですよ。
(10年来の友人なので、言い合いとはいっても口喧嘩みたいにはなりませんが)

彼の主な主張は
「時間をかけて治すというところが根本的に間違っている。
いま問題になっているうつや引きこもりを何年もかけて直していたのでは、何年か後の日本はもっと駄目になるはず。
うつ(対人恐怖症やパニック症候群などの精神病含む)だから自分は何もできない…なんて、自分が弱いだけ。
それを克服しようともしないで、周りに生かしてもらってる奴なんていらない。
やりたいことがないからと働かないニートは甘えすぎ。
趣味じゃないんだから、やりたいこととかを考えずにまずは稼げばいい。
ニート=引きこもり=うつ。こいつらにはむかつくだけだ」

と。
厳しいお言葉でした。

数年後にはもっと増えて問題が悪化!はわたしも同感でしたが。

話しを聞いて一番びっくりしたのは

ニート=引きこもり=うつ
の構図でした。

そしてニートの一番のイメージは、一時ワイドショーでよく流れたちゃらちゃらした若者のイメージで。

うつの人は全員が、わたしはうつだから仕事ができないんです、しょうがないでしょ、こんな風になったのは国や社会がわるいのよ……と考えているイメージ。

ひきこもりは二つが組合わさったイメージ。

なんですよ。
(いや、ほんとはもっとこまかく色々話したんですが、こまかすぎて伝えきれないの。大筋はそれてないです、きっと)

それは間違っている!!と全否定はしようと思わなかったし出来なかった。
むしろ、なるほどな~と思いました。

上記のように、数年かけないと改善されない病がはびこる…という社会を考えると滅入りますし(;´・`)

彼の様に(今の所)強く生きて働いている人からすれば、気分が滅入る病気を理由にぐうたらするのは許せないでしょう。

テレビのワイドショーだけで情報を得ていたら、ニートもひきこもりもうつもちゃらちゃらした家事手伝い娘も仕事をせずにただ街を練り歩き遊ぶ若者も、一緒になっちゃうのかもしれません。

この問題はまったくもって個人差が大きすぎて線引きが難しい。

色々反論したりし合った結果、線引きの話しで落ち着きました。

頭ごなしに、ニートはこんな奴だからいなくなればいい、とは言わなくなりましたが、

「いらないニートと、そうじゃないかもしれないニートがいるってことは知ったよ」
(受け入れられないのはかわりませんが、いろんな症状があるんだくらいには緩くなった…かしら??どうだろう………)
と…

わたしは自分が弱い奴だという自覚があります。
どこへいっても強くは生きられない。
だから自分が少しは強く生きていられる場所をふらふらしています。

なぜか?というかだからなのか、昔からの友達には肉食系の強いのが多いです。

弱さに寛容でない友達も必要です。

でも、毎日一緒だったら気が重くなるんだろうな……(^-^;