一杯のコーヒーが爆弾に変身?!

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ガザの写真に飛べます。
大きな画面でじっくり見てみてください。
http://picasaweb.google.com/tigrimpa/wLVhCF?feat=directlink#
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派遣切りがお茶の間を騒がしています。
もちろん、それはそれで大事なんです。

でも、こんな大事も起きていて。
爆弾落ちたって日本での生活には目に見える変化はないけれども。
自分の生からは正直遠いんだよな~と思っちゃいたくなるんだけれども…

たとえばさ。

とある企業がイスラエルを支持しているとする。
そうすると、その企業の利益の一部はまわりまわってイスラエル政府に入るわけで。
ってことは、その企業の利益の一部はいま行われている非情で残酷なガザ爆撃の資金になっているってこと

さて。企業の利益はどこから……??

その企業がコーヒーショップを経営しているとしよう。
そうしたら、コーヒーが売れれば利益が上がるよね。

わたしたちが普段何気なく口にする一杯のコーヒー。
もしかしたらその一杯が、まわりまわってガザ爆撃に姿を変えているかもしれないんだよ

自分ひとりでは大したことはできませんが。
イスラエル大使館に抗議文を送ったり。
イスラエルを支持している(していた)企業の商品は買わないようにしたり。

ちっさなことでいいから、できそうなことを見つけてとにかく行動したい。

沈黙は賛成とされてしまう世の中です。
抗議の声を上げないでいたら、それは「賛成」となってしまう。

ガザ爆撃に賛成なんてできませんので。
まずは大使館にメールでも…

さてさて。
以下は、空爆下のガザの大学の教授からのメールによる報告だそうです。
友人の日記から転送歓迎分をいただきました。

以下転載
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イスラエルがハマースの攻撃に対する報復としてハマースの拠点を攻撃しているという日本の報道はこれを読む限り偽りです。

「ハマス軍事拠点」への攻撃ではなく、

病院や警察、居住区など市民生活の基盤や市民そのものを攻撃しているからです。

イスラエルが主張するような「テロ組織撲滅」が目的なのではなく、パレスチナ市民そのものが攻撃対象なのです。

今日のロイター
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-35672620081231
によれば死者は380人を超えたとのことですが、これは病院に運び込まれてカウントされた数字で、多くの犠牲者が建物の下敷きになっており、実態はもっと多いとのこと。

******以下転載・転送歓迎*******

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに
崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが
貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、
ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送る
ために。携帯電話もすべて使用できない!

2. 件名:ガザより(2) 27日午後6時
 送信日時:2008/12/28 11:29:28

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく
音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を
標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、
聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、
釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、
195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を
発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市
だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。
自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、
国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから
50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!
真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

3.件名:ガザよりガザより(3) 27日午後8時
 送信日時:2008/12/28 11:48

今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは
恐怖から泣いている。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に
横たえられている。負傷者は575名をうわまわるが、同病院の設備は
貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。教員組合は虐殺に
抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を爆撃、
大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の
下敷きになっている人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の
息子を亡くした。彼らは通学途中だった!

4. 件名:ガザより(3) 27日午後11時
 送信日時:2008/12/28 11:49

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる
新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力を
なんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。
ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。
娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が
起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところで
パニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、
恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な
空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。
225という説もある。

5. 件名:ガザより(4) 空爆下、冷たく暗闇のなかで
送信日時:2008/12/28 11:51

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては
冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、
新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、
7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で
過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。
何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に
言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビで
ハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは
屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は
210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、
ガザの北部で新たな爆撃が!

6.件名:ガザより(5)ガザに対するイスラエルの攻撃を
 中止させる行動を!
 送信日時:2008/12/28 11:53

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や
社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、
電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。
インターネットで世界に発信するためだ。

7. 件名:ガザより6) イスラエルから脅迫電話
送信日時:2008/12/28 11:55

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今しがた、イスラエルから何者かが電話してきた。末息子が
応答したが、電話の主は、私が武器を所有しているなら、
住まいを攻撃すると脅しをかけてきた。

続報

昨晩、ガザ市内だけで20ヶ所が空襲された。爆撃について私が知るかぎりのことをお伝えする。

1.自宅近所に3回目の攻撃。元公安局。うちミサイル1基が不発のまま、自宅アパートのあるビルの正面、救急ステーションから数メートルのところ、に落ちる。

2.ガザのイスラーム大学の主要校舎二つが粉々に。建物の一つは実験室棟、もう一つは講義棟。いずれも地上4階、地下1階建て。

3.ビーチ難民キャンプ、イスマーイール・ハニーエ氏の住まいの隣家が空と海から同時攻撃され崩壊。

4.モスク2つが空襲され粉々に。中にいた10人が死亡、うち5人はアンワル・バルーシャ氏の娘たち。自宅が危険なのでモスクに避難していたのだろう。これで、破壊されたモスクは計6つに。

5.内務省のパスポート局の建物も今朝、破壊された。

6.文化省のビルも今朝、こなごなに。

7.首相執務室のビルも空襲され完全に破壊。

8.民事行政の主要ビルも完全破壊。

9.地元メディアが報道していないため私が把握できていない複数ヶ所に何度かの攻撃が実行されている。夜間、ヘリコプターが複数回にわたり攻撃するのを目撃。

10.ジャバリーヤ青年スポーツセンター(UNRWAの施設)が、空から直撃された。

11.サライヤ政府センター近くの空き家が空襲され破壊。

12.ゼイトゥーン地区で移動中の車体が攻撃され破壊、男性2人、子ども1人が死亡。

13.下校途中の高校生の姉妹2人が、空爆を受け死亡。

14.いつかの警察署が再度、攻撃される。

15.イスラエルはジャーナリストおよび記者に対し自宅もしくはオフィスにとどまること、従わない場合は攻撃目標にすると公式に伝達。ガザで起きていることをメディアに報道させないためだ。

16.病院二つが標的に。ファタ病院はまだできたばかりで操業していなかったが、空から攻撃された。もう一つのほうは小さな個人経営の病院。テル・エル=ハワーのアル=ウィアム病院も標的にされた。

17.ベイト・ハヌーンの庁舎も昨晩、破壊された。

18.ラファの自治体のビルも昨晩、破壊された。

19.ラファの庁舎も昨晩、標的にされた。

20.ラファのハシャシュ地区が昨晩、二度にわたり攻撃された。いずれもミサイル2基によるもの。2回目の着弾で周囲15軒の家々が破壊される。

21.ゼイトゥーン地区のグランドにミサイル一基、着弾。

22.ラファ国境地帯にある40個のトンネルに対し空から攻撃、トンネルすべてを破壊。

23.ビーチ難民キャンプの警察署、完全に破壊。

24.旧エジプト・ガザ総督の邸宅も空と海からミサイル攻撃を受け完全に破壊。

続報
ガザの負傷者のための民間協会が破壊された。ガザと
ハーン・ユーヌスにあるアル=ファラフ慈善協会の
二つの建物も破壊された。

続報2
数分前、ウンマ大学の新しい小さな校舎が1棟、
攻撃を受け、破壊された。