正しい戦争
正しい戦争なんてどこにもありません。
TBS系列でいま放映されていたドラマ
「僕たちの戦争」
の最後にこの言葉が流れました。
森山未来主演でした。
雑誌ではいくら見てもかっこいいと思えないのですが、演技しているとかっこいいんですよね~!!
いま好きな俳優の一人です(≧▽≦)
ドラマのおおざっぱな内容は、現代のフリーターの男と二次大戦時の特攻隊員とが、タイムスリップでいれかわる…というものでした。
途中からしか見られなかったので、DVDが出たりしたら見たい!!
ラストで久しぶりにぼろぼろ泣いてしまいました。
悔しくて、切なくて、苦しくて、むかついて、愛しくて……
いろんな感情がごちゃまぜになりました。
いま、平和ぼけで無感動なやる気のない若者が多いとよく聞きます。
それをしゃんとさせるためにも、
徴兵制を復活させろ!
と声高く言う人達がいますよね。
このドラマでは、確かに、何事も中途半端でやる気のないフリーターが、訓練をうけていく過程でかわっていきます。
でもしかし!!
最後、国ではなく愛する一人の女性の為に特攻ギョライに乗ったのです。
愛国心が不要とは思いません。大事な思いの一つだと。
大事な思いを権力者がうまく利用、乱用した結果が二次大戦。
思いを利用されないように、いつの間にか熱い想いが消えてきた…
のかも?なんていま思い付いたり……
飛躍してますね( ̄▽ ̄;)
徴兵制は反対です!
森山未来が愛する女性の為に散ってしまったことに習い、人を愛することを学ぶことが大事なのではないでしょうか??
戦争の訓練は確かに身体や忍耐力などは強くなると思います。
でも、愛は育ちません。
施設へボランティアしに行くなどの方が、断然いい !!
と思います。
福祉の現場は、他者への愛だけでなく、身体も忍耐力も強くなるはず。
いま福祉の現場は人不足で大変なことになっていますし、人不足解消にも(= ̄▽ ̄=)V
軍事費を何%か削るだけで、施設でのボランティアの受け入れ体制を整えたり、
学校での生徒の送り出し体制を整えたりできるお金が出来るのになぁ~、きっとε=( ̄。 ̄ )
いや~、しかし……
森山未来の身体、引き締まっていてかっこよかった~~♪♪♪
旬な俳優が主演の戦争映画、最近多いですよね。
映画を見て涙を流すだけで終わらせず、
一人でも多くの人が、
戦争のことをよく考え、
いま日本の向かいつつある不穏な雰囲気について
何か感じて欲しいです。