花とハーブの里日記、5日目。最終日
5日間あっという間だった。
帰りたくないよ~。
なんで六ヶ所にいられずに、わたしは帰ってこなきゃいけないんだろう。
そりゃ~お金の為なんだけど。
とはいえ、仕事は仕事で楽しいんだけど。
本格稼働の強行が目論まれるいま、毎日エネルギーに関わっているのにこの話題には触れられないってことに、ストレスは溜まりまくりだ。
何か悩みあるの?と上司などに聞かれても、理由を答えられずに茶を濁している。
正直に話して、変な子扱いされても困るしなぁ…
最終日はお土産を色々物色した。
芋菓子、白神酵母かりんとう、にんにく飴、パレスチナオリーブオイル、八重桜の枝、ルッコラの鉢植え、チューリップ、缶バッヂ、みんなから一言。
たくさんザックに詰めたら、半分が土産になっちゃってた(–;)
色々考えたり、突き詰めたりも大事だけど。
感じるのはもっと大事。
嫌なものを感じる力と、素敵なものを感じる力は同じ。
嫌なものを感じる力を日々の生活のなかで煩わしいからと見ないふりを続けると、素敵なものもどんどん減ってしまう。
社会問題と呼ばれるようなことを面倒くさがらずに当事者として考えられるようになってきて、苦しいことも増えた。
悪い結果を想像して恐怖で眠れない夜もあるし。
でも、素敵も増えた。
♪何でもないようなことが幸せだったと思う♪なんて歌もあるけど。
何でもないと見逃してしまうような素敵を見つけられるようになった。
感じる力を大事にしよう。
六ヶ所村での今回の出会いは、大きかった。
うん、大きかった。
5日間で感じたことはとても多くて、全てを糧として吸収するのは時間がかかるだろう。
でもゆっくりゆっくりと、心とからだに染み込み続けるはずだ。