鮒寿司(ふなすし)作りに挑戦だっ!

滋賀県の郷土食、鮒寿司(ふなすし)。いわゆるなれすしの一種。

なれすし(慣れ鮨、熟れ鮨と書いたりします)の仕込み方を簡単に言うと
①塩漬け
②炊いたご飯につける
以上です。
ご飯が使われているから鮨なんでしょうね、いわゆる鮨とはまったくの別物です。
とってもパンチハッのきいた乳酸発酵のお味。ご飯がチーズのようになります。発酵好きにはたまりません……
ここ数年は年に2~3度食べる機会がありまして、多くの滋賀県民の皆様よりも滋賀ソールフードを食べていると思います。
先日琵琶湖へ行った際に琵琶湖ドーターズというショップで買い物をしたのですが、このドーターズの父・松沢さんは漁師さんでして、魚を食べさせてもらったり、船で琵琶湖を案内していただいたり、琵琶湖での環境保全活動の歴史や現状、今後の展望についてのお話をうかがったりと、幾度となくお世話になっています。

松沢さんは鮒寿司作りの名人でもあり、わたしは去年初めて、鮒寿司の仕込みのお手伝いを体験させてもらいました。
今年も先日「洗い」をさせていただき、来月もまたうかがう予定です。

①塩漬け


②洗い
塩漬け鮒を軽くこすって洗って、水につけて少し塩抜きします。

③ご飯との本仕込み
炊いた白米と鮒を重ねます。

エラにもご飯をつめます。

きっちり封して重石をのせたら、あとは待つだけ。
この鮒寿司作りに、
発酵マニアなわたくし、とうとう挑戦いたしました!

さすがに生魚からは難しい(鮒が手に入らない)ので、松沢さんから塩漬け鮒を購入しました。
わたしは9匹購入しましたよ。
痛まないようにとお塩をもりもりにかけて渡してくださったので、塩がいっぱいついております。
ここから我が家の台所

まずは洗い。

そして、ご飯を炊いて(我が家のお米は滋賀県は琵琶湖のほとりで育つ魚のゆりかご水田米)、容器に飯→ふな→飯→ふな→飯と重ねて、重石のせて封をして、仕込み完成!!!
うまく発酵してくれるかなー???どうかなー????
一年後が楽しみです。

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