どうして腹ケア(チネイザン)?思い出編
パームハウスでは腹ケア(チネイザン)をイチオシしています。どうして腹ケアを推す気持ちが高いのか?圧倒的に客観性の無い主観的な思い出、気持ちを書いてみようとおもいます。
お腹をよく壊す子どもでした
小学生の時どうだったかは覚えてないのですが、中学生の時にやたらとお腹を下したのをよく覚えています。
当時、進学塾に通っていました。川崎予備校という名前の小・中学生向けの塾で、地元・川崎駅周辺の偏差値を考えると、かなり進学率が高いことで有名でした。厳しいことも売り?!で、分からなくてひっぱたかれたりするのは日常茶飯事でした。
くっだらない嫌がらせもありましたね。
塾は学期毎に成績順にクラスが編成され、席はテストの度に点数順に変わる。誰が成績優秀かどうか、誰が落ちこぼれ(あえてこう書きますね。当時そういう世界観でしたし)かどうかが一目瞭然なんです。
中1の冬季講習からとスタートが遅い&通っていた中学は地元で有名なやんちゃ校だったわたしは、一番下のクラスからスタートしたのですが、ぽんぽんぽーんと一番上のクラスまで上がっていきました。
成績が伸び悩む人からしたら、面白くないことこの上なかったんでしょうね。すれ違いざまにネチネチと言ってくる同じクラスだった人、というのがいました。
いま思えばくだらないと一蹴するだけです。ネチネチ言ってきていた元クラスメイトたちに対してだって、相当にストレスフルで病んでいたのだろうなあと大人として思えます。とはいえ、当時は自分も子どもですし!!かなりストレス受けていました。
一番上のクラスまで上がると、別世界。どんだけ頑張っても席は前の方にいかない。全国模試で一桁だったり上位で名前が載るようなクラスメイトが何人もいましたからね。そりゃーそーなるわといまなら笑って思えるけれど、当時は出来なさっぷりに落ち込みました。
成績伸ばすために1日10時間勉強せよ、という塾でした。ようやったなぁ……
そんなこんななストレスからか、ちょっとした小テストも含め、テストのたびに最中に腹を下すという状態に陥りました。THE・緊張性の下痢。
ストレスは胃腸へ
この頃、胃潰瘍にもなりかけました。胃液が酸っぱいことを知りましたよ。よよよ…( ω-、)。ほどなくして、自分では動いている意識はないのに身体がちょいちょい震えだすようになりました。本格的に精神が病みそう(すでに病んでたのかな?いまいち自分では覚えていない)な様子を悟った親からストップが入り、この塾は中3の夏前に辞めました。
この頃からいまも、ストレスがすぐに胃腸にきます。ここ6年くらいは食べられなくなることが多いですが、それ以前は過食気味でした。コンビニの大袋2つ分の菓子や惣菜をドカ食いすることが多々ありました。吐いてまた食べる…まではいかずに済んでいましたが、危なかったんだろうなあ。
外出先での急激な下痢話が多々あります。そのうち書こうかな。意外と共感者が多いネタなんですよね。
かっちかちやで
ストレスフルなわたしの黒歴史はまた別の機会に語るとして。
ストレス受けて受けて受けてケアされてこなかった、わたしのみぞおち周辺、あばらの際ら辺は、ボディケアを仕事にするまでかっちかちでした。呼吸が浅く、指が入る隙間も柔らかさもありませんでした。腹筋があるんだーという自己認識でしたよ。運動してもないのにねぇ、とほほ…
人の体ってこういうもんだ、という思い込み。他の人のお腹と触り比べるなんて経験、普通に暮らしていたらないですもの。しょーがないですよね?!
エステサロンの研修で腹部周辺をケアされるたびに激痛で涙ちょちょぎれ、
騙されているに違いない!!と思うことしばしば。
何をどう騙すか?!なんて考えてるわけじゃなくて、とにかく痛くて悪態つかずにいられなかった時期がありました。
いまではズボーっとはいります
研修でたくさんボディケアを受けて、体がずいぶんと変わりました。指をあばらにひっかけて、ぐい~っと伸ばす…なんてことも、いまでは気持ちよくできるようになりました。
いまはミゾオチにもあばらの際にも柔らかさがあります。以前のわたしのようなお腹をお持ちの方には「こんなに柔らかくなるもんなんですよ。」と、わたしのお腹を触ってもらっています。
わたしの場合は、かっちかちな状態からあばらを持てるようになるまで、3年かかりました。
思い出した時にたまーーーに行うセルフケアと、月1~2程度の腹部含めた全身ケアと、時々の集中ケア(研修)。日々あらたに受けるストレスも流しつつなので、長年ほったらかしたお腹ケアは、けっこーな時間がかかりました。いまもケアは継続的におこなっています。
気を抜くとすぐにかたくなっちゃうんです。ちまちまとストレス溜めやすいんですよね。
腹ケア(チネイザン)でレジリエンスケア
何にストレスを感じるか?!は生まれもった性格みたいなもんでしょーがない!人は悩むもんだ!と、ストレスをなくすことはもはや諦めているので、ストレス受けても折れないようにしよう!!と、セルフケアに励んでいます。
ストレスがでにくい暮らしのデザインはかなりしている方だとは思いますが、それでもたまるものはたまるのです。政治とか…。。。世界情勢とか。。。
最近まで、ストレスの緩和という以外になんと言えばいいか思い付かず、そのように言ってきたのですが、いまはレジリエンスケアがしっくりくるなぁと感じています。
レジリエンス(resilience)とは、跳ね返り、弾力、回復力、復元力という意味を持つ言葉です。ストレス(stress)と共に、物理学の分野で使われていた言葉でしたが、近年では個人・組織ともに通用する「さまざまな環境・状況に対しても適応し、生き延びる力」として使われるようになりました。心理学の分野だけでなく、組織論や社会システム論、さらにはリスク対応能力、危機管理能力としても広く注目される用語でもあります。
※上記リンクサイトより抜粋
わたしは環境分野で使われているのをみてレジリエンスという言葉を知ったのですが、
❮ストレスケア=ストレスを軽減する&なくす❯よりも、
❮レジリエンスケア=回復力を鍛える❯の方が、わたしが提供したいケアにしっくりくるんですよね。
受けたものをなかったことにしたり癒したりって、受け身だなーと感じることがあります。
レジリエンスだと積極的な感じがしませんか?。どんとこいや~という気分が高まる気がするのです。体育会系のノリなわけではまっっっっったくないのですが、癒しますよーふふふ…という、柔らかいふわふわした感じが、どうにも長年しっくりこなくて(笑)
腹で受け止め、流す力
あくまで当社比。しかも数千レベルではなくまだ100数十レベルですが、腹が柔らかいほうが、なにかと受け止める力が高まるな~と感じています。
自分のことだけでいったら、かなり高まった!ですよ。最近出会う方にはゆるいよねーと言われることの方が圧倒的に多いマイペースなわたくしですが、前述の緊張性の下痢のように、基本?もともと?は、がちがちのメンヘラ体質なんですもの。
お腹をケアすることで、下痢が減ったなどわかりやすいことだけではなく、世の中との付き合い方もだいぶ変わりました。悔しくても怒っても寂しくてもすぐ泣くし、ちょっとしたことで傷ついたりするのはいまも変わらないのですが、その後引きずることが減りましたよ。
まさに回復力が鍛えられました。
お腹がかたいのって、もはや現代病。肩こりや目の疲れみたいなもんだとわたしは捉えています。なので、もっとお腹のケアを身近なものにしていけたらいいな~と思います。