学歴コンプレックス

わたしは高卒です。

大学は2年の夏に中退。服飾の専門にも入ってみたけれど、これも半年足らずでドロップアウト。

東京ガスの環境教育施設で働いていたとき、周囲のほとんどが大卒でした。院卒も珍しくなく、ちらほら専門卒。高卒はわたしだけ。
求人案内には資格として大卒・専門卒と書いてありましたしね。

論文を書いたことも、専門的になにかを研究したこともないわたしは、専門を持っている同僚や先輩たちへのコンプレックスというか負い目がはじめは強くありました。

それがだんだんと、仕事をしていくにつれてなくなっていったんですよね。
大卒だからといって仕事ができるわけでも、頭がキレルわけでもない。個人差でしかないんだなーと、負い目は薄れていきました。

いまならむしろ。

高卒なのに入社できたわたしってやるじゃん✨✨とすら思います笑

去年、わたしは放課後デイサービスの常勤として働く機会をいただきました。発達障害について学び、あれこれそれこれ働き方を考えたりするなかで、また学歴コンプレックスが現れてきたんですよね。

高卒だと、現場職以外につくのって時間かかるし、道が狭いんですよねーーーー

とはいえ、これも。障害福祉分野を大学などで専門的に学んだら適切な支援や保育ができるようになるのか?といえば、それも違う。

いろいろ考えたりもするとはいえ、なんだかんだと現場職をやり続けるだろうことを思うと、大学に入らなくても、専門書を読み込めばいっかー(論文を書いたことはないけど、専門書とか論文を読むのは平気)…

という感じの学歴なんとかしたいかも問題をこの数年、年度末に繰り返し考えがちなんですよね。
数年前に一度取り寄せた通信大学の資料(その時は福祉職についてではなく、環境や経済について学んでみたかったはず)が、年越しころに毎年届くのです。

学ぶこと自体は好きなので、いまなら大学で学ぶのはとても楽しいんじゃないか?

なんだかんだと学歴コンプレックスが「大学へ行け」という偽指令を出し続けているだけなんじゃないか?

どうせ選ぶのは現場職なのに、現場職しか選べない状況がなんか嫌ってだけなのではないか?

と、毎年堂々巡りしながら願書期間が過ぎてうやむやに流れていっている。

思いつきでバリカンで頭を刈るくらいに、この学歴コンプレックス問題もそろそろ刈り取りたいもんだー!

そんなこんな思い悩んだ結果、よし!!

これは腹を据えて日本福祉大学の通信にとりあえずスポットで通ってみよう!!と決めたら…

妊娠発覚!!したのが3月の末のことでした。

なにが起こるかわかりませんなー。