甘い汁を吸いたい

いち早く蛍を愛でてきました照れ

長崎県の石木川のほとりで開催の、こうばる蛍祭り。

山あいの棚田に囲まれた小さな集落で、年に一度開かれる大切な、大切な、お祭り。

※昨年と一昨年続けて行きました。今年は今日開催なのですが、行けなかったの…(-_-;)

森から湧くようにしてふわふわきらきらと現れる、ほのかで力強いひかりキラキラ
森に挟まれた水田たちが鏡となり、森の灯りは倍にひろがるキラキラキラキラ

集落はもう田植えの時期なのですが、蛍のひかりをより楽しむために、蛍祭りが終わるまでは田植えをいつも待っているようです。
集落から出て暮らす人たちも、この祭りめがけてたくさん訪れる。帰ってくる。
集落の男性も女性も子どもも大人も、みーんなが、それぞれに役割を分担して祭りの準備をする。
集落の女性の言葉も引用しますね。
 
長崎県東彼杵郡川棚町川原(こうばる)郷の住民でもある、イラストレーターのいしまるほずみです。
川原は、春には菜の花が咲き、初夏にはほたるが飛び交い、夏には子どもたちの川遊びの歓声が響き、秋には黄金色に実った稲穂の収穫があり、冬の早朝には強い霜が降ります。四季折々の美しい風景が今でも残っているところです。長崎県レッドデータブックの絶滅危惧Ⅰ類に指定されているカワガラス、ヤマセミ、トノサマガエル、オナガサナエ、絶滅危惧Ⅱ類に指定されているカスミサンショウウオ、ヤマトシマドジョウ、コムラサキ、クロサナエ、オジロサナエなど貴重な生き物が棲息する命あふれるスポットです。

石木川は写真では見えないほどの小さな川で、まるで唱歌『春の小川』そのままです。川原で生まれた子どもたちはこの川で遊び、育ってきました。大人たちは石木川の清流で美味しい米や野菜を作り、元気な子どもを育ててきました。そして、今もここには赤ちゃんからお年寄りまで13世帯60人が暮らしています。
お花見、ほたる祭り、流しそうめん、グランドゴルフ等々、何かと皆が集まって食べて飲んで語って楽しむ様は、まるで1つの大家族のようです。川原郷は今の日本がどこかに置き忘れてきた昔話のような風景と人々の絆がしっかりと残っている里で、みんなで助け合い、質素ながらも心豊かに暮らし石木川流域の自然を守っています。まさに絶滅危惧集落かもしれません。
ーーーーココマデ
文化的な暮らしって、こういうのをいうんだな~ラブ
工場と高速道路を見て育った、ざ・街!な川崎(神奈川県)出身のわたしなんかからするとナイモノネダリなのかもしれないけれど、強くそう感じます。
この景色、
この暮らしは、
ここにしかない。
この素敵スポット、困り事もありましてガーン
それについては下記リンクが読みやすいと思います。
この写真は石木川の下流?になるのかな。もちろん上流はもっと幅広くなりますが、そうはいっても、ここから上流までは車でせいぜい20分?急げば10分?程度の距離。
川のサイズは推してなるべし…の、小さな川です。←でもそこに、めっちゃたくさんの生き物が住んでいるんですけどねっっっ!!