雑草と虫(害虫)
最近、ガイド講座や昆虫食講座の座学の中で
「雑草や虫、害虫といった言葉や概念、それらが指す種類が明治以降どんどん増え、社会の営みと自然が乖離し続けている」
というような話しがあがった。
講座の主旨も講師も違うのだけれど、この辺は対自然を語るときに根っこの部分なんだねー。
江戸時代までは昆虫食の文化があり、雑草もなかった。←雑草とひとくくりにせずに、それぞれいろんな用途があって名前で呼ばれていたってことです。もちろんいまも、厳密に名も無き花はなく、どんな雑草にも名前がありますよ。
そんな江戸時代に生まれ、明治を生き、昭和の初めに亡くなった南方熊楠さんのことを、今年にはいって知りました。
生誕150周年なんですってー。
南方熊楠に関する講座にも最近参加しているのだけど、熊楠さんのどこが素敵って、境界線が自由。境界線が無いわけではなくて。なんかね、自由な感じがするんです。
まあ、稀代の奇人変人だと言われているし。奔放なことは間違いないと思うんだけど……
反骨精神から奔放に生きたのではなく、熊楠から湧き出る好奇心に突き動かされて生きたんだろうな~と想像しています。
ほんのさわりしか知らないから、これからまた色々本を読んだり、講演ききにいったりしたい。
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